キャバクラ
キャバクラでは接待をする女性従業員のことは、「キャバクラ嬢」または「キャバ嬢」、店の側からはキャストと呼び、客のことはゲストと呼ぶ。キャバ嬢・キャストには「笑顔での応対」や「相手に話を合わせながらいい気分でお酒を飲ませる」など、感情労働を求められています。
キャバクラはご来店したお客様に対して、疑似恋愛を提供する場所です。
もちろん、キャバクラで働くキャバ嬢によって営業方法(接待方法)は変わりますが、基本的にはお客様の話に親身になって笑顔で聞き、ときにはお客様好みの話題をふるなどして仕事の疲れや家庭での不満などを解消してあげるところです。
Q.キャバクラで働くキャバ嬢もお酒を飲むの??
A.もちろん、成人しているキャバ嬢に限りますが、キャバ嬢もお酒は飲みます。
一杯1000円などでお客様からいただくグラスカクテルを飲んだり、お客様が入れたボトルもののお酒を一緒に飲むこともあります。
基本的に、お客様は女の子にもお酒を飲んで欲しい、一緒に飲みたいと思っているので、そのニーズに答えようとするキャバ嬢が多いのです。
また、キャバクラには「同伴・アフター」というものがあります。
同伴は
キャバ嬢がお店に出勤する前にお客様とご飯を食べるなどして、お店の外でデートをしてから一緒にお店に入るというものです。
アフターは
お店が営業終了後にキャバ嬢とお客様でデートをすることを指します。
行き先はキャバ嬢やお客様によって変わりますが、カラオケ、バーなどに行くキャバ嬢が多いようです。
同伴はバックが付きますが○、アフターはバックが付きません✖
キャバクラと聞いていかがわしいイメージを持っている方は多いと思いますが、キャバクラはルールが厳しいお店が多いので、一定のラインを超えられない健全な場所ともいえます。
クラブ
クラブは、ホステスと呼ばれる女性従業員が男性客の隣に座って接待をするお酒を提供する飲み屋です。
特徴
・ホステスの上に店の経営を取り仕切る「ママ」と呼ばれる女性がいます。
・料金はフリータイム制で時間制限はない⏰
・ホステスはそれぞれ担当の客を持ち(「係」と呼ばれます)
・一度特定の客を担当する「係」となるホステスが決まると、原則としてそのホステスが退店するまで「係」を変更することができない「永久指名制」を採用しています。そのため、当該ホステスが休み等で不在の間に「係」の客が来店した場合も、その際の売上は「係」を務めるホステスの売上となります????
キャバクラと違い接客はマンツーマンより1人のお客さんに2人・2人のお客さんに3人といった感じのチーム戦な感じになります。
エリアによっては多少異なりますが、システムは日給制の売り上げスライドがほとんどです。基本バック等は付きませんが、店舗によってはつくところがあります!
ラウンジ
ラウンジはクラブとスナックバーの中間的位置付けの接待飲食店になります。今一番人気のあるジャンルになります。
会員制のお店がほとんどで、お忍びで業界人・スポーツ選手が来店されたりすることが多々あり、六本木・西麻布・恵比寿エリアをメインに多くの店舗があります。
会員制のラウンジは、元々モデルや芸能人があまりひと目に触れないようにできるアルバイトだったそうで、今でも読者モデルなどに人気の仕事だったりします。そういった高級店の場合、客層も芸能関係・スポーツ関係の人間も多く、そこから各業界での仕事の話が広がったりもするらしいです。
もちろん会員制ともなると面接での査定基準はそれなりに高いと思いますが、華やかな仕事に憧れる人にとっては、思いがけないチャンスに恵まれている場所だとも言えます。
最近はそういった会員制ではないラウンジも増えていますので、もっと一般的な雰囲気のお店も多いですが、両方に共通して言えるのは、いろいろな業界の人たちと接することで見識が広がり、人付き合いが上手になるということです。
ラウンジはキャバクラのように最初に提出したシフトで固定ではなく、毎週ごとにお仕事に入れる日にちを提出するシステムが多いので他の夜のお仕事に比べて学業や本職と両立しやすく、ナイトワークに興味があるけれどプライベートや勉強の時間も大事にしたい場合にはおすすめできると思います。また、シフトを自由に決めることができます。
お仕事場で長く勤務を続ける大事なポイントでもありますし、ラウンジは長く続けることがまとまったお給料を貰うために大事なポイントでもあるので、自分にあったシステムや立地、特色のお店をよく吟味して選ぶことで長く楽しく働くことができるのではないでしょうか。お給料も全額日払いで安心して働いてもらえます。
キャバクラと何が違うの?という質問をよくされるのでここでお答えしようと思います。席のお隣について接客すこと自体は変わらないのですが、圧倒的に違う部分が
- 1.テーブルマナーが無い(お酒を作る、灰皿を交換するなど)
- 2.名刺がない
- 3.私服勤務
- 4.誘客ノルマや欠勤ペナルティーが無い
など比較的キャバクラやクラブよりはラフに働ける業種が会員制ラウンジになります。自由度が高い業種になりますのでお昼働いている方や学業と両立して勤務している方が多く在籍しています。
これらの内容を踏まえて自分に一番合っている業種を見つけていきましょう。